今日の〇は中山11Rのタイソウです。この馬の前走は少し買って見ていましたが、スローの2番手につけて直線、抜け出して2着を3馬身離す完勝でした。ただ頭数も少なく勝ち時計も平凡だったので相手に恵まれたかと思いました。しかしゴール前1ハロンが1番速い11秒4というのは坂のある阪神では中々なく、更にいいのはこの馬は見た目に本当にストライドが大きく、全くスピードが出てるのを感じさせません。また3馬身離された2着馬は先週、中京で楽勝しました。相手にも恵まれていたわけではありませんでした。最後の1ハロンが1番速いということはいくらでも時計は詰められるでしょう。後は完歩が大きいので内の狭いところで窮屈に走らせず、外に出してのびのび走らせてやれば今日の相手なら勝てるでしょう。△1は小倉11Rの3番です。この馬は12ダを連勝して出世してきたのでどうしても12か14、それもワンターンの競馬が合う短距離馬の印象を強く持っていました。しかし今のこの馬は12や14では脚が溜まりにくく、2走前の16や前走を見ると今は18の方が全然合っています。前走にしてもしっかり脚は溜まりゴール前の脚は一番目立つくらいでした。それを考えると今回の17ダは今ならベストに近いレースが出来るでしょうし、前走より展開も向きそうなので小回りでも追い比べに持ち込めば差し切れます。△2は中山8Rの13番です。この馬は前走も勝負しました。折り合いよく進め、3角から長く脚を使ってゴールまで図太く伸びましたが前も図太く、僅かに届きませんでした。今回前走、先着された馬もいますが、叩き2走目の上積みを見込めば十分逆転できるでしょう。前走より流れる可能性も強いので慌てず乗ってくれれば今日こそ勝機でしょう。△3は中山9Rの12番です。この馬の前走はスタートで出遅れ、仕方なく後方から進めました。そして直線に向いて内から一瞬凄い脚を使って一旦は2番手に上がるほどでしたが最後は少し伸びが止まり、届きませんでした。やはりこの馬は基本的に12の馬なのでしょう。昨年はいまひとつ調子が上がりませんでしたが、一旦戻れば調子は続く馬なので調子を上げて12に起用される今回はチャンスでしょう。△4は中山10Rの12番です。この馬は3走前に格上挑戦して勝ち上がってのオープン入りだったので2走前を見ていると少し時間がかかるかなと思いましたが、前走は2番手から勝ち馬をギリギリまで苦しめて、すぐにオープンでもやれるところを見せました。今回は中山12ダへの対応がカギも、逃げ一辺倒の馬ではないので自分のペースで運べば1走毎の上積みの大きい強みを生かして勝ち負けに持ち込めそうです。今日は〇が少し抜けて△1と△2が続き、また少し置いて△3と△4です。〇の比較評価はDです。 |