今日の〇は中山9Rのアサマノイタズラです。この馬は2走前のデヴュー戦で勝負しました。好位でスムーズに運べましたが直線は上位2頭の決め手が一枚上で完敗の3着でした。前走は距離が長くなったのでどうかと思いましたが、逆に良く脚が溜まり、叩いた上積みも大きく、直線抜け出すときの反応はデヴュー戦とは比較にならないくらい素晴らしいもので、最後は流していました。上りも非常に優秀なので、同じ中山なら何の不安もなく、更に調教は上向いているので昇級戦でもこの相手なら難なく突破できるでしょう。△1は阪神10Rの3番です。この馬の前走は、スタートが決まらず挟まれるような感じで仕方なくといった感じで後方からのレースになりました。しかし初めて後方からのレースでも掛かることなく、気合をつけながらでも直線に向くと1頭だけ際立つ伸びを見せて、あっという間に抜け出しました。先行力を終いに転化するという点で非常に価値のある勝ち方でした。中々前の止まらない阪神ですが今日のスピード優先の馬が揃った今回、たまたまとは言え脚質転換を成功させたこの馬が一歩リードしていると思います。△2は阪神5Rの16番です。この馬の前走は少し買って見ていましたが、4角で外から先頭に並びかけ、直線は抜け出しそうに見えましたが外から来られるとあっさり後退して、調教の良さからは考えられないくらいの負け方でした。手ごたえはあるように見えたので息切れと多少距離も長かったのでしょう。叩いて更に調教は上向いていて未勝利馬とは思えぬほど動いているので距離短縮の今回は一変して当然かと思います。△3は中山11Rの13番です。この馬は2歳のころから何度か勝負しました。1勝馬ながら重賞で2,3着して素質の高さは十分見せていましたが、昨年秋に復帰して古馬と走り出してからはまだ勝てません。ただ前走の内容は4着とはいえ、大逃げした馬をこの馬が早めに動いて自分で捕まえに行く厳しい展開で数字以上に強い競馬でした。あの内容で今回良馬場の16ならもう少し控える形で好勝負に持ち込めそうに思います。△4は阪神11Rの1番です。この馬の前走は2走前に少し復調の兆しがあったので少し勝負していました。しかし騎手が勝負所で内に入れてしまったために身動きが取れず、直線も回りが壁で長い時間追えずに脚を余して何とも不完全燃焼な競馬でした。復調は窺えたので強気に行きたいところも前回より相手強化したので少し買います。今日は〇が少し抜けて△1と△2が続き、また少し置いて△3と△4です。〇の比較評価はDです。 |