今日の〇は阪神9Rのエーティーラッセンです。この馬の前走は7歳にして初めてのダート戦、それも障害帰りという如何にも厳しい感じの挑戦でした。おまけにスタートで躓いて他馬と接触して後方からの競馬を余儀なくされました。しかし勝負所から大外を回り、4角も大外を回されながら直線はゴール板までしっかり伸びて6着とはいえ差のないところまで追い込んできました。この内容はダート適性を示すに十分で、この父の仔が長距離ダートで高い適性を発揮しているように血統からくるものでしょう。今日は3勝クラスでは手薄なメンバーな上、先行馬も結構いて最後はスタミナ勝負になる可能性も強く、前走だけ走れば勝てる相手です。△1は阪神12Rの8番です。この馬の前走は勝負していました。スタートを決めて掛かるくらいの行きっぷりから直線に入るとすぐに抜け出し、快勝でした。破った相手はそれほど威張れませんが直線半ばで後続に並ばれそうになるとゴール前でもう一伸びした内容は着差以上に強く、2歳時に好勝負してきた馬たちを考えるとこのクラスでも勝負になるでしょう。今回、休養明けも先週、坂路で自己ベストを馬なりで出しているので力は出せると思います。△2は小倉11Rの17番です。この馬は前走、少し買って見ていました。久しぶりの12でしたがスタートから終始、抑えきれないくらいの行きっぷりで、掛かっているのではと思えるくらいで、追って伸びるか不安でしたが追い出すと鋭く反応してあっという間に抜け出しました。時計の速さはBコース初日だったのであてにできませんが、あの行きっぷりなら昇級のペースなど関係なく思われ、今が競争生活のピークではと思わせた勝ちっぷりからも小倉の12なら連勝可能です。△3は中山10Rの16番です。この馬は今回が初の12ダになります。14ダではこのクラスに上がってからも本当に堅実に走っていて9か月ぶりのレースだった前走でも好位からしっかり伸びていました。ただ前走はともかくそれまで14ダを走っていたときは必ずと言っていいほど掛かり、それが最後の詰めの甘さを産んでいました。それを考えると今日の中山の12ダへの起用は正解になる可能性が強く、この枠ならそれほど置かれず、末脚も切れそうに思います。△4は阪神5Rの11番です。この馬の前走はデヴュー戦でしたがダッシュがつかず、後方からのレースでしたが超スローの流れで届きませんでした。ただ2着馬が直線でこの馬を交わした後、この馬もエンジンが掛かったように最後はいい伸びでした。今回休養明けですがここ2週の調教がデヴュー前は出せなかった上り11秒台を楽に出していて相当良化しているのを感じさせるので今回は十分勝負になるでしょう。今日は〇が少し抜けて△1が続き、また少し置いて△2~△4です。〇の比較評価はDです。 |