今日の〇は阪神8Rのハクサンライラックです。この馬の前走は中央では久しぶりの14ダでした。芝部分の行き脚は今一つもダートコースに入っての行きっぷりは上々で、3角で外に出して仕掛けると一気に前との差を詰め、直線は前の馬をあっという間に飲み込んで完全に抜け出していました。最後に勝ち馬に僅かに差されましたが勝ちに等しい内容でした。その勝ち馬は上のクラスですぐに3着したのですから決め手が一枚上だったのでしょう。以前のこの馬は18ダで先行して粘るだけのイメージしか持っていませんでしたか、そのスピードを14ダで差しに生かす形がベストなのでしょう。時計以上に強さを感じさせる前走の内容なら同じ阪神の14ダの良馬場なら勝機。△1は新潟5Rの11番です。この馬は今回が初芝になります。ここ2走、中山12ダを使いました。いずれもスタートは絶好で、芝部分の行きっぷりも上々でしたが、4角で、手ごたえがるように見えても直線は伸びませんでした。ダートでは今一つ踏ん張りが効かないようです。この父から芝がマイナスになるのは考え辛く、先週のWの調教も上々で、スタートの速さからハナをたたけば開幕週の最初の芝のレースなら止まらないでしょう。△2は中山10Rの2番です。この馬はデヴューした頃は重賞でも3着したくらいでしたが、その後は中距離で先行して止まるレースを繰り返して頭打ちになっていました。それが3走前に行き切らす競馬をした後は追っても伸びるようになり、前走は昇級戦の16でもしっかりした脚を使って強敵相手でしたが2着しました。今日は初の12芝の適性が問題も母は芝の短距離馬でしたし、この馬自身14でハナにけるくらいのスピードを持っているので12でもそこまで置かれないでしょうから末を生かす形で、直線で外目に出せれば差し切れる相手だと思います。△3は阪神6Rの5番です。この馬の前走は少し買って見ていましたが、スタートは今一つも行き脚がつくと4角では抑えきれない感じで先頭に並びかけて、直線は引き離す一方の圧勝でした。休養させたのがよく、調教も一変していましたがまさしく調教通りの走りで、高い能力を感じさせました。今回、昇級で初芝になりますが、母は芝馬で、数少ないこの父の仔も芝でも走っています。今日の相手はこの距離らしく先行馬が多いので前半は多少追走に苦しむでしょうがじっと溜めて直線に向けば調教内容からも弾けそうに思います。△4は中山11Rの8番です。この馬の前走は2着馬で勝負していましたが、この馬がすぐ前にいて絶好の手ごたえで直線に向いたのを見て伸びても交わせない気がしました。デヴューから2走、違う距離で全く違う競馬をして勝つのだから能力は相当でしょう。今回、初芝で大幅な相手強化ですが、血統は芝でも問題ないので折り合いをつけて調教で見せる脚を出せば好勝負可能。今日は〇が少し抜けて△1と△2が続き、また少し置いて△3と△4です。〇の比較評価はDです。 |