今日の〇は函館12Rのクインズセージです。この馬は牝馬としては非常に体が大きくダイナミックな走りをします。14と12では全くレース振りが違い、前走は時計も上りも速く全くらしさが見られませんでしたが、それまでの3走した12芝ではいずれも豪快な差し脚を見せています。特に2走前などは勝負どころでは何もしなくても馬が勝手にグイグイと上がって行って、レースを知っている感じでした。今回間を空けて立て直し、12芝に戻ってきました。その力強い走りから少し時計の掛かる洋芝はプラスで、おまけに今日は5kg減で49kgの裸同然の斤量なら更に破壊力が増しそうです。馬連はこの条件では全く崩れない7番と1点で。△1は函館3Rの8番です。この馬は遅いデヴューでまだ2走しかしていませんが、初出走の時から既走馬に混じっても馬群にもひるまず差して好勝負しました。2走目の前走はゲートが決まるとハナに立ちましたが2頭に来られて前半は3頭雁行の非常に厳しい流れでした。同日の古馬オープンと0.2秒しか違わない前半3ハロンのペースに一緒に行った2頭は大敗しましたがこの馬は100m手前まで先頭を守り、豊富なスピードを見せました。それを考えると今回の初の千ダにも十分対応できるでしょうし、使い込まれている他馬より上積みが大きい分あっさりも十分。△2は新潟6Rの8番です。この新馬戦も昨日同様ハイレベルに映ります。そんな中、この馬は兄に先週勝負して2勝クラスを勝ったフォイアーロートを持つ血統馬です。調教も2週前に芝で格上古馬を問題にせず。先週と今週は僚馬と併せて楽に先着しています。その僚馬は昨日のレベルの高い新馬戦で4着と好走していて、その馬より走るこの馬ならこの相手でも勝ち負けになるでしょう。△3は新潟5Rの12番です。この新馬戦、関西馬が多く出走し、関東馬は少し分が悪く映ります。そんな中、この馬は再入厩馬ということで仕上がりやすかったのか坂路ですぐに速い時計が出て先週は古馬のオープン馬を追走して煽りました。この父の仔は数が少なくまだ勝っていませんが兄がマカオンドールならいきなりこの距離で十分勝負になるでしょう。△4は新潟7Rの8番です。この馬は2走前に少し買って見ていましたが前半掛かっていたたのが響き、4角では手ごたえがるように見えても止まりました。ただそれがいいガス抜きになったのか前走はいい感じで折り合い4角でも手ごたえがよく、追っても反応していました。調教は今週Wで上り11秒3と更に上向いているので馬場の良い新潟で前走のように内で脚を溜められれば今回は勝ち負けまで持ち込めそうに思います。今日は〇~△2まで同じくらいで少し置いて△3と△4です。〇の比較評価はDです。 |