今日の〇は東京8Rのタイセイサムソンです。この馬のここ2走は少し買って見ていましたが、圧巻だったのは2走前で、4角を持ったまま2番手で回って直線は少し追って最後は流す楽勝でした。それも当然で坂のある中山18ダでは珍しい加速ラップで最後の1ハロンは12秒5という優秀さでした。それを余裕残しで出したのですからこの馬は相当の能力を持っていると確信させるレースでした。前走は東京16ダの適性だけが心配でしたが相当速いペースでも楽に前につけ、直線はやはり追ってから後ろを突き放しました。前につけながら追って味がある非常に魅力的な馬です。母はダートで非常に高い能力を見せていましたがその良いところを受け継いでいます。今日の相手は非常に骨っぽいですがこの馬ならあっさり通過できると思っています。△1は東京11Rの5番です。この馬に対するイメージは先行して逃げた馬を交わして勝つというレース上手な印象を持っていました。しかし前走はいつもより少し位置を下げて脚を溜め、直線は勝ち馬と併せるようにして弾けました。イメージを一新する決め手でした。デヴュー時はいい追い込みを見せていた馬なのでこれが本来のこの馬のレースなのでしょう。このレースが出来るなら東京でもやれるでしょうし、調教も万全なので今日の相手なら何とかなるでしょう。△2は新潟2Rの13番です。この馬は前走も勝負しました。絶好のスタートからハナにも行けたところを控えると内外から来られて位置を下げ、4角では大きく外に振られながらもう一度追い込むという何ともロスの多い不完全燃焼な競馬でした。しかしそんな状態でもゴール前は良く伸びていたように能力は確かで、勝てるだけの脚は十分持っています。レース慣れの見込める今回、メリハリのついたレースをしてくれれば結果もついてくるでしょう。△3は新潟3Rの10番です。この馬は2走前のデヴュー戦で勝負しました。勝負所で動けず進路変更したこともあり流れ込みの形でした。2走目の前走はスムーズに運んでレース振りは良化しましたがもう一押し足りませんでした。ただ2着馬がその後重賞で2着したように相手も結構強かったかもしれません。今日の相手はレベルが低く、抜けた馬も見当たらないので新潟の芝さえこなせれば好勝負できるでしょう。△4は阪神11Rの15番です。この馬は何度も勝負しています。前走も勝負しましたが、いつものように中団の後ろで脚を溜めると直線の脚は1頭抜けていました。2着馬はすぐに勝ち上がり、3着馬は重賞を勝ったように相手も決して弱くありませんでした。新潟が合っているとも言えますが、牡馬相手の3勝クラスを勝つような牝馬は大方世代限定ならG1でも結構勝負になります。距離は問題ないので色気を持たず自分の競馬に徹すれば有力馬は間違いなくソダシを目標に早目に仕掛けることが予想されるので展開が向く可能性も十分でしょう。今日は〇が抜けて△1と△2が同じくらいでまた少し置いて△3と△4です。〇の比較評価はDです。 |