今日の〇は阪神9Rのブリタニアです。この馬は元々18ダの新馬戦を勝ち上がったのでしばらくダートばかり使われていましたが4走前から芝に転じました。そして芝に使いだしてからは馬場を問わずに脚を使っていましたが、前走は外から追えば追うほど伸びて鮮やかな差し切りを決めました。強い内容でしたが、更に印象深いのは3走前のレースで、道中は後方から進めましたがペースが遅いとみると3角で一気に捲り気味に好位に上がり直線はその後ろで脚を溜めていた勝ち馬に僅かに差されましたが内容は濃いものでした。その勝ち馬はこのクラスも勝ち、上のクラスでも差のないレースをしています。その内容から今回初めて使ってきた外回りの18への距離短縮はプラスで、追い比べに持ち込めばまず勝ち負けになりそうに思います。△1は中山12Rの12番です。この馬の前走は2着馬で勝負していましたが、この馬は初めての12ダへの起用でした。それでも忙しい感じはなく、中団を楽に追走して、4角では早目に射程に取り付き、直線も追われてから良く反応し、その勢いはゴールに近づくほど増していました。そのレース振りは相当高い12ダの適性を感じさせるもので、昇級の今回も十分通用すると思いますし、前走のように外目をスムースに運べれば好勝負でしょう。△2は中山8Rの9番です。この馬は2年前に初めて12芝に起用され、非常に鮮やかな差し切りを決めた時にはすぐにこのクラスも勝てると思いましたが、その後はあと一押しあれば勝てるというレースを何度かしながらも勝ち切れないレースが続いています。そのレース振りからはあまり買う気にはなりませんでしたが、休養明けの今回はいつにもまして調教で動いているので、いつも効かないあと一押しが効きそうな気がします。△3は福島9Rの7番です。この馬が唯一起用された2走前の12芝のレースは前半32秒5という超ハイペースのレースで出遅れたこの馬は初めての12ということでもあり、後方になりましたが、脚が溜まっていたのか直線で内から追われたその脚は素晴らしく、ゴール前の脚は抜けてこの馬の脚が良く見えました。今回は前回に比べると相手は弱化しているのでスタートを決めて内で流れに乗れれば際どい勝負になるでしょう。△4は中山6Rの6番です。この馬はここ2走、勝負しています。前走に関しては2走前より、スタートはマシでしたが、ペースが速く、勝負どころでもずぶさを出していましたが直線半ばでエンジンがかかると最後は良く伸びていました。今回も出遅れるかもしれませんが騎手が2走続けての騎乗になるのでこの馬のことが解ったでしょうから、早めに仕掛けて長く脚を使う特性を生かしてくれれば好勝負可能と思います。ただ1頭、前走が非常に強かった馬がいるので馬連は1点で。今日は〇と△1が同じくらいで少し置いて△2~△4です。〇の比較評価はDです。 |