今日の〇は小倉9Rのスターです。この馬は屈腱炎による1年7か月振りのレースになります。その1年7か月前の新馬戦は福島18芝でしたが、スタートで出遅れ二の脚で中団につけてレースをしました。そして3角で外に出して一気に先団に取り付き、4角では大外を1頭持ったままの手ごたえで先頭に並びかけて、直線に向くとあっさり抜け出し、ノーステッキで後続を寄せ付けませんでした。着差はどれほどなくても楽に直線で加速ラップを踏んだこの馬の勝ちっぷりはインパクトがありました。2着馬が今は3勝クラスにいるように当時はこの馬もオープン馬になると感じました。長期休養明けも調教の動きは以前と同じで素晴らしいのでここは通過点にできるはずです。△1は福島7Rの2番です。この馬は3走前にも勝負しました。好位につけて4角では自然に先頭に立ち、押し切るかと思いましたがゴール前で勝ち馬に強襲されて2着でした。今回の舞台の福島115ダも4走前に起用されましたが3走前と同じように好位から進めて直線、抜け出すかと思いましたが前にいる勝ち馬が止まらず2着でした。その勝ち馬はあっという間にオープンまで出世し、オープンでも勝ち負けしています。休み明けも仕上がりはいいので、これなら強い3歳馬とも互角にやれるでしょう。△2は小倉7Rの18番です。この馬はデヴューから2走しました。デヴュー戦はスタートで出遅れ、既走馬相手ということもあり、じっくり乗られ、直線は目立つ脚で伸びてきました。叩いた前走はスタートから位置を取りに行き、4角では外に振られましたが、直線は鋭く反応して一旦は完全に2番手に上がりました。最後に少し甘くなりましたが見せ場十分でした。今回前走を踏まえて少しだけ追い出しを遅らせれる感じで乗れば好勝負出来るでしょう。△3は函館12Rの4番です。この馬は前走も勝負しました。スタートから出たなりで中団で運びましたが終始外を回され、脚も溜まらず直線の伸びはジリでした。いかにも開幕週の外枠が応えた感じで、枠に負けたレースでした。今回内枠を引いて多少差しも決まりだしてきて前走とは条件が一変したので巻き返し可能でしょう。△4は小倉5Rの5番です。この新馬戦、九州産限定にしてはいつもよりレベルが高く映ります。そんな中、この馬はほとんど坂路だけで仕上げられましたが、ここ2週は53秒台で楽に動けています。特に先週は上りも12秒3と優秀でした。これは他馬と比べても優秀でこの枠でスタート決めて流れに乗れれば十分好勝負出来そうに思います。今日は〇が抜けてよく、少し置いて△1と△2が続き、また少し置いて△3と△4です。〇の比較評価はDです。 |