今日の〇は小倉12Rのダノンモンテローザです。この馬は地方からの出戻りの未勝利馬になります。地方から帰ってきて2走しましたが内容はいずれも濃いもので、2走前はハイペースの14を好位で楽に追走し、直線に向いても手ごたえはありましたが内外からこられて完全に挟まれて終わりました。前走は好位の後ろで脚を溜めて、直線で少し外に持ち出すと非常にしっかり伸びました。これが今日と同じ小倉12なので価値は高く、更に当時のメンバーは3,5着の馬がすぐに勝ち上がり勝ち馬は上のクラスも勝ち、3勝クラスでも好走しています。質の高い相手の2着で、今回の相手のほうが与しやすく差しがきくようになった今の小倉ならこの枠もマイナスにはならないでしょうから好勝負でしょう。△1は函館11Rの11番です。この馬の前走は後方の内で最初は掛かるくらいでしたが、すぐに折り合って脚は溜まっていました。直線に向いて最内から伸びていましたが上りの速いレースで、流れ込みのような感じになりました。どうもここ3走を見てると上りの速いレースでは脚が使えないようです。ただ今回は洋芝に替わるので母や兄弟に洋芝巧者がいるこの馬なら少しでも上りのかかるここなら函館Wの調教からも一変が期待できます。△2は函館10Rの4番です。この馬の前走は好位につけましたが抑えるのに苦労するくらい掛かって、直線は伸びあぐねました。2走前の14の伸びを見るとやはり距離は短い方がいいでしょう。元々2歳時、デヴュー2走目から逃げて連勝した素質馬で、当時の勝ち方を考えても今回の初の12への起用は嵌る可能性が十分でしょう。△3は函館12Rの11番です。この馬の前走はスタートは決まりましたが、後方に下げて脚を溜め、4角で外に出すとグイグイ伸びてきました。勝った馬が逃げてそのまま逃げ切った展開だっただけに脚は目立ちました。2走前は出遅れてすぐに脚を使ったのが応えた感じで、同じ後方からでもスタート決まれば、前走と同じ枠を得たので騎手が手の内にいれての継続騎乗ということもあり勝機でしょう。△4は小倉6Rの13番です。この馬は3走前に勝負しました。初ダートでしたがスタートが決まらず最後方に近い位置から進め4角では手ごたえ良く差を詰めましたが直線は伸びきれませんでした。その後の2走はいずれも18ダでハイペースで逃げて止まってしまったものです。今回芝に戻し、更に初の12に起用してきました。芝自体は新馬戦で見せ場を作っていたように問題なく、何より12への短縮が魅力で、出たなりの位置で脚を溜めれば切れそうに思います。今日は〇が少し抜けて△1~△3が同じくらいでまた少し置いて△4です。〇の比較評価はDです。 |