今日の〇は東京6Rのケイツーマルカです。この馬は未勝利時は先行力が武器で勝ち上がりも逃げ切りでした。昇級しても中距離で先行策を取りましたが全く通用せず、頭打ちになりましたが距離を短縮させて追い込みに転じた2走前はレース振りが一変し、ピタリと折り合っての追走から直線、外に出すと一気に伸びて前を交わして抜け出しました。最後に更に後ろから来た強い勝ち馬の決め手に屈しましたが普通なら完全に勝っていたレースでした。当時の3,5着馬がすぐに勝ち上がったようにメンバーも結構揃っていただけに価値も十分で、14ダに対する適性の高さを見せました。前走こそ16ダで伸びきれませんでしたが、リフレッシュさせて再び14ダに起用してきた今回、2走前だけ走れば勝てるでしょう。△1は東京3Rの5番です。この新馬戦、高額取引された馬が人気の中心になっています。そんな中、この馬は坂路を中心に数多く乗られて、馬なりで必ず加速ラップを踏んですべて上りは12秒台を出しています。更に2週前にはWでも上り37秒台を楽に出して仕上がりは万全に映ります。血統もこの条件で申し分なく、スタートを決めて流れに乗って調教通りの走りをすれば凡走は考え辛く思います。△2は新潟9Rの4番です。この馬はデヴュー戦から目立つ追い込みを見せ、すぐに勝ち上がりましたが、昇級後は出遅れ癖がついてしまい、成績が安定しません。ただスタートがまともだった3走前は3着し、2走前でも出遅れながらゴール前は突き抜けてきそうな脚で伸びて、着順以上に惜しいレースでした。スローになりやすい前走のような東京の14より、まだ新潟の14の方が向き、デヴュー時に好走し、未勝利勝ちしたコースなのでスタートさえまともなら好勝負出来るでしょう。△3は阪神5Rの6番です。この新馬戦、非常に混戦に映ります。そんな中、この馬は2週前までは全く目立つ時計は出していませんでしたが、先週、初めて強めに追われるとWで抜群の時計を出し、上りは11秒6と他馬の一枚上を行く脚力を見せました。その調教で一気に状態が上向いたのでしょう、今週の坂路も文句なく好調教でした。血統もくずの出ない血統でいきなりやれるでしょう。△4は新潟11Rの3番です。この馬は1年ちょっと前に初めて12ダに起用した時に少し勝負しました。その時は後方のまま追走だけに終わり、見せ場なく完敗しました。しかしその後、障害に転向したりして、前走、久し振りに2度目の12ダに起用されました。すると昨年、起用した時とは違い、前半から追走は楽で、最後も馬群の中でしっかり伸びていました。脚抜きがよく時計の速いダートだっただけに少し驚きました。今回、続けての12ダで、多少脚抜きはよくなりそうなので好勝負可能だと思います。今日は〇と△1が同じくらいで少し置いて△2でまた少し置いて△3と△4です。〇の比較評価はDです。 |