今日の〇は中京11Rのルガルです。この馬は昨年、初芝の時から3走勝負しました。初芝の時は惜しい2着でしたが、2走目で楽勝し、次の重賞でも出遅れながら僅差の2着とずっと好走し続けました。当時から2走前まではスタートが決まらないことが多く、そのスタートのロスを取り返すために前半に脚を使い、直線で伸びきれずに僅差負けするというのがこの馬の負けパターンでした。それが前走、スタートが決まると馬なりで2番手を追走し、直線に向いて持ったまま先頭に立ち、追われて後続を3馬身半離す楽勝でした。スタートのロスがなくなるとここまで強いのかと思わせるもので、明らかに本格化を思わせるものでした。今回初のG1で、道悪も昨年不良で楽勝したレースはインパクトが強く、問題ないでしょう。要は前走くらいのスタートを切って好位の内で脚を溜め、直線だけ少し外に持ち出して抜け出すレースをすれば勝てるでしょう。もし出遅れたなら慌てて仕掛けず、直線までその位置で脚を溜めて進めてくれれば出遅れても好勝負出来ると思います。△1は阪神6Rの1番です。この馬はデヴュー戦で14ダを逃げて快勝しましたが、昇級後は直線で粘り切れず、結果がまだ出ません。そして今回距離を短縮し、12ダに起用してきました。昇級しての3走はいずれもペースが速く、最後に甘くなっていますが、印象に残っているのはここ2走の芝スタートの14ダではそこまで速いとは感じませんでしたが、3走前のダートスタートの東京14ダで見せた速さで、ダートスタートの方がスピードの乗りが良く映ります。それを踏まえると今回のダートスタートの12ダは向くはずで、おまけにこの枠ならハナを主張するでしょうから小細工なしの競馬をしてくれれば馬場も味方しそうなので逃げ切り十分だと思います。△2は阪神12Rの6番です。この馬は前走も勝負しました。久しぶりにスタートが決まり、以前に見せていたこの馬本来のスピードを久しぶりに見せてくれましたが、良馬場にしてはペースが速すぎてゴール前で失速しました。しかし以前の行きっぷりが戻ったのは大きな収穫で、あの行きっぷりで今日の馬場なら止まらないでしょうからとにかくスタートを決めてほしいです。△3は中京2Rの2番です。この馬はデヴューから3走は勝ち負けまでにはならないまでもいつも直線はいい脚を使っていました。それが前走は騎手の話では全く走る気がなかったと言っていたように精神的なものなのか全くこの馬らしいところがない負け方で不可解なレースでした。そして立て直した今回、調教では未勝利レベルでは完全に上位の調教をしているので2走前に見せたレースが出来そうに思います。その2走前の勝ち馬はオープンでも勝ち負けしていてその馬より脚を見せていたのですから状態さえ戻っていれば好勝負必至でしょう。△4は中山5Rの5番です。この馬は今回が既走馬に混じってのデヴュー戦になります。調教では2,3週前に2本Wで一杯に追って速い時計を出すと今週は馬なりで楽に上り36秒台を出しました。坂路でも楽に12秒台を出し、本数も時計も上々です。併せ馬も遅れたことがなく、能力は確かでしょう。血統も母は桜花賞を強い相手に快勝したくらいの馬で、素質自体も今の未勝利では明らかに上なのでいきなり好勝負しそうに思います。今日は〇が抜けて、少し置いて△1と△2で、また少し置いて△3と△4です。〇の比較評価はDです。 |