今日の〇は函館11Rのカンティーユです。この馬は地方からの転出馬で、更に休み、休み使われているので6歳馬ながらまだ5戦しかしていません。しかしその5戦とも非常に中身が濃く、いつも豊富なスピードを見せつけています。特に休養前の前走はスタートで躓いてハナに行けず、苦しいかと思いましたが、掛かりながらも直線で差す脚も見せました。それも鼻出血を発症しながらなだけにまともなら楽勝だったのではと思わせる内容でした。今回休養明けも相変わらず調教では抜群の動きを見せ、この馬の父の産駒は洋芝が得意ということを併せて考えるとここは勝って当然の鞍に映ります。△1は東京9Rの6番です。この馬はここ2走、勝負しています。2走前は後方から凄い脚で伸びましたが僅かに届かず、前走はスタートが決まるとまさかの好位からの競馬をしましたが、直線は反応して伸びていました。勝ち馬が図太く交わし切れませんでしたが、好位からでも脚が使えたというのは雨の影響が懸念される今日の競馬では強みで、今回も好勝負出来ると思います。△2は東京7Rの15番です。この馬は前走も勝負しました。後方から直線に賭けましたが逃げた勝ち馬が強く、1分34秒6という時計で走られて3着まででした。今回も脚抜きの良い馬場になりますが、前走ほど速い時計にはさすがにならないでしょうから引き続き好勝負になるでしょう。△3は京都7Rの13番です。この馬はデヴュー2戦目で勝ち上がりましたが、その2戦目は好位の後ろで掛かるくらいの行きっぷりで直線で外に出すとしっかり反応して完勝でした。デヴュー戦はマッチレースをして2着でしたが、その勝ち馬は既に上のクラスも快勝しています。この馬の調教も明らかにこのクラスでは上位で1勝クラスならこの馬も壁はないように思います。△4は函館3Rの1番です。この馬は去勢手術明けになります。休養前の3走は使われるごとに行き脚がつき、前走は重い馬場にしては相当速いペースでしたが楽にハナに立って残り1ハロンでは完全に先頭で踏ん張っていました。その内容から今回12に短縮するのはプラスで、この枠なら積極策をとるでしょうから際どく粘りこみそうに思います。今日は〇が少し抜けて△1と△2が同じくらいでまた少し置いて△3と△4です。〇の比較評価はDです。 |